池袋FMにてラジオ放送中

「私は幸せです。」が日英翻訳レッスンの第1問だったことについて

ひとりでフィリピンへ行ってから半年が経過し、すっかり忘れてしまった英語力を取り戻すために、最近、英語レッスンを受けた。

すっかり忘れてしまった英語力・・・といった書き方をしたが、私の英語力は壊滅的である。
どれぐらい壊滅的かというと、学生時代の国社数理英5教科テストにおいて、他教科より英語の点数は半分しかとれなかった。
感の良いあなたなら、どれだけ点数がよくてもここまでという点数が、思い浮かぶはずだ。

日本の英語教育の初期段階で、つまずくどころか転んでいる私にとって、若き日のテーマは「英語から逃げること」だった。

そんな私が英語圏のフィリピンに、たった独りで行けるようになったのは、大きな進歩・・・なのであるが、この手の話は別の機会で述べたい。

さて付け焼刃で身につけたものは、忘却も一瞬である。
日英翻訳する場面において、
「主語はYouかな、Theyかな?」
「動詞はbe動詞かな、(do)動詞かな?」
やはり、壊滅的である・・・すっかり若き日のテーマが彷彿とさせる出来事である。

そんな英語レッスンの日英翻訳第1問が、私にとっては印象深かったので、記事を書いたわけである。ようやく本題であるが。

第1問 「私は幸せです。」→「I’m happy.」

制作者側は特に深い意味はなく、第1問にしていると思う。
ただ私にとっては、なぜか心に残ってしまった。

ずっと「私は幸せです。」と心から思えていない私にとって、言わされているとはいえ、自発的に「I’m happy.」を口に出した。
でも将来は、「I’m happy.」を心から言える日が来たらな・・・と、淡い期待をしても良いのかなと、脳内で変換することができた気がする。

若き日のテーマが足掛かりとなって、いまのテーマが掲げられた瞬間かもしれない・・・。
幸せのために生きていきたいものだ。

一旦、終わります。

水垣 梓希