なんだか街歩きシリーズでも連載しているかの如く、都内各地へ歩んでは、その時思ったことを日記のように綴る「行動」になりつつある。
「行動」という文字を、最初は「作業」と書いていたのであるが、作業と書くと感情込めずに義務感の中で行っているイメージを、私自身が持ってしまうため、後から「行動」という言葉に変更した。
こっちの方が、主体的に書いている感が出る。
さて今回は「東京・高尾」の街を取り上げたい。
「大体的に取り上げるぐらいだから大層なネタでもあるのか?」
と言われたら、
「ハードルを上げないでおくれ」
と、問いに対してまっすぐな答えを言えないのであるが・・・。
それでもなお、高尾に対して私が想うことがあって・・・どういうわけだか生きている過程で、
「あっ、ちょっと人生、追い込まれつつある・・・。」
その感じたとき、
「あっ、高尾に行ってみよう。」
と、思考変換することが多い。
JR中央線の終点駅となることが多く、東京駅発だと1時間ぐらいかかる。
わざわざ足を運ぶ場所かどうかは、人の価値観によって左右されるかと思う。
でも私にとっては、とても価値のある場所だ。
・・・言葉で説明するのが難しいが、高尾駅に降り立ってからの雰囲気が、とても好きだ。
北口を出て、目的もなく歩いて、自分の気持ちの整理がついたら、南口のドトールでしばし休息を取り、コーヒーを1杯のみ終えたら、電車に乗って、高尾の地を後にして、明日もがんばろうと思える。
・・・よくよく考えたら、それができるって、小さな幸せなのかもしれない。
また高尾にお邪魔させていただけたら、幸いである。
一旦、終わります。
水垣 梓希