新カテゴリー「エッセイ」について~村上春樹さんにはなれませんが~

ホームページにカテゴリー「エッセイ」なんて設けるものだから、
「君は作家にでも憧れているのか?」
と言われそうだけど、私のその答えは、
「はい、私は作家に憧れています。」
である。

ただし、職業作家にはなりたいと思っていないし、もっと言うと、私が職業作家になれるわけがない。

村上春樹さんの著書「職業としての小説家」の中で、あいまいではあるが、「作家(小説家だったかな…?)になりたいのであれば、まずたくさん本を読もう。」という一節が、心の中に残っている。

この時点で、私が職業作家になることは、まずできないであろう。
理由は明白で、たくさん本を読んできた人生でないし、そもそも本を読む行動も、心底好きかと問われれば、そうではないからだ。

もし本当に本を熟読することが、愛してやまないのであれば、
「えっ、本が好きなら多忙でも読むでしょ。」
と、ぐうの音も返せない一言を放たれてしまうだろう。

こんな私が予防線を張りにはり、職業作家にはなれないけど、作家には憧れているという、意味が理解しがたそうだけど、ギリギリ通じるニュアンスでいま、「エッセイ」に立ち向かおうとしているかというと・・・とりあえず今回は1つ理由を述べると、

憧れを憧れで終わらせないようにするため

これかなと思います。
文章を公にすれば、自分の憧れが憧れで、埋没されることは回避できるので、一旦の最善策は取れたのかなと、自分都合で思っています。

ちなみに恥ずかしくなったら消します。
職業ではないことを盾に、あなたに許してもらえたら嬉しいです。
いまからどうあがいても、村上春樹さんに私はなれませんから。

一旦、終わりです。 

水垣 梓希