元阪神タイガース・横田慎太郎選手の、
脳腫瘍と闘いながらその生涯を描いたノンフィクション映画、
「栄光のバックホーム」の感想を声に乗せて、
2025年の締めくくりのラジオ配信にしたいと思います。
僕は年に1回行くか行かないかぐらい、ほとんど映画館に行きません。
話題作があっても、映画館に足を運ぶという習慣がないからだと思っています。
それでも『栄光のバックホーム』は必ず観に行こうと、
映画が発表されたタイミングで心に留めていました。
理由は主役のモデルとなった、元阪神タイガース・横田慎太郎選手を
生で観たことがあったからです。
プロ野球1軍の公式戦で、2番センターでスタメンに大抜擢されていました。
横田選手は当時20歳で開幕レギュラーをつかんでいました。
私は阪神ファンではなく、同じリーグ内の別チームファンなのですが、
「うわ阪神から、とんでもない若手が出てきたな・・・。」と思っていました。
・・・その当時の感情も胸に、映画を観てきましたが、号泣でした。
でも同じシアタールームにいた別のお客さんの、鼻水をすする音がきこえて、
みんな号泣しているのもわかりました。
28歳の若さでその生涯を閉じた横田選手ですが、
その想いはたくさんの方々に伝わったと思いますし、
僕もどこか忘れそうな『生きていること』に感謝できた作品でした。
「2番、センター、横田」の野球場内アナウンスはずっと忘れません。
ほとんど映画館に行かない、ド素人の感想ですが、
今年の締めくくりで声に乗せました。
それではよい1年をお過ごしください。


