こんばんは。『きょうをほどくラジオ』の時間です。
お相手は、ソースアツです。
今日もおつかれさまです。
このラジオは、一日の終わりに、心のどこかをふっとほどけたら…そんな気持ちでお届けしています。
最近の話。僕は新宿のカフェスペースで、ブラックコーヒーを飲みながら過ごしていました。
周りからは、いろんな音が聞こえてきます。
注文する声、ノートパソコンのタイピング音、そして、外から少しだけ聞こえてくる喧騒。
そんな新宿のカフェ内の音に、耳を傾けながら、ふと思いました。
「エンターテイメントって、必要なのかな?」と。
僕のこのラジオも、広い意味ではエンタメに入るのかもしれません。
でも、それが誰かにとって、本当に必要なものかどうかは…、正直、僕自身にもわかりません。
マズローの欲求段階説という考え方があります。
人間の欲求は段階があって、まずは生理的なもの、それから安全の欲求。
そういう「土台」の部分に、エンターテイメントは入っていないかもしれません。
「土台」の部分に相当する、食べること、眠ること、安心して生きられること、たしかに、そういうものが優先されるのは当然だと思います。
でも、僕なりの結論を、あえて言葉にするとすれば、
エンターテイメントは、
「なくても生きてはいけるけど、あったらちょっとラクに生きられる」
そんな存在かなって、思います。
誰かの生活に直接役立つわけじゃない。
でも、聴いてくれた人が少しだけ「ふぅ…」って力を抜ける時間が創作される。
もし、そんなふうに誰かの心に触れられたなら…、それはそれで、このラジオ含め、やってみてもいいのかなと思いました。
僕のラジオが、あなたにとって必要かどうか、僕にはわかりません。
だけど、
「誰かに優しくなれる自分でいたい」
そんな願いが、僕の中にはある…かなと思っています。
新宿の街は、いつも通りにぎやかで、その中で僕は、少し飲み込まれてしまったような気がしています。
だからこそ、今夜はこの不器用な想いを、そのまま言葉にして残しておきたくなりました。
なんかうまく言えないけど、…明日も、がんばりましょう。
それではまた次回お会いしましょう。
『きょうをほどくラジオ』でした。
それじゃ、バイバイ。