得意なこととは言い難いが、私は好むこととしてランニングを挙げることがある。
とくに冬の夜は良い。静寂に包まれた中で、淡々と動作を繰り返すことに、生き甲斐を感じるからなのだろうか・・・自分でもよくわかっていないが・・・。
最近になって、ランニング時における、好タイムの出せる要素がよくわかってきた。
予め伝えておくが、あくまでサンプル数は1、つまり、私個人の見解であるため、客観的なデータとしての信憑性はない。
近年は客観的データこそ正義と叫ばれる時代であると感じるが、時には優しく主観的な戯言に耳を傾けて頂けるとありがたい。
要素には、外的要素と、内的要素がある。
まず外的要素、それは、外気温が4℃であることだ。
これは個人的には興味深い、なぜなら3℃でもなく、5℃でもないのだ。
あくまで4℃なのだ。
それから内的要因、それは、不快な感情を持っているときだ。
喜怒哀楽で表現すると、怒と哀の2つの感情が、バランスよく内側に秘めているときである。
経験上、喜と楽は、爆発的な力を発揮しない。
とくに序盤と後半で、気持ちの入り方が違う。野球で例えると、1回と6回以降と表現すべきか・・・。
これがサンプル数1の答えである。
客観的データとして、証明できる日がきたら、それはそれでありがたいかもしれない。
でも、泥臭い主観的な答えに、トレンディーな客観的正義は、振りかざされたくない・・・というか、この場合大抵、泥臭さの方が評価されやすいというのも、また面白い世の中である。
何の話か分からなくなったが、まとめると、夜空の見える外気温4℃の日は、外を駆け出してみると心地よいので、よかったら試してみて欲しい。
一旦、終わります。
水垣 梓希